当サイトはアフィリエイト広告を利用しています→ 詳細

 

通潤橋の現在〜放水やライブカメラの再開はいつ?

スポンサーリンク
通潤橋の現在

熊本県上益城郡山都町にある石造単アーチ橋「通潤橋(つうじゅんきょう)」は、国の重要文化財に指定され、地元市民はもちろん、県内外からも多くの観光客から話題を集めていました。

しかし、2016年の熊本地震に続き、大雨による被害により大きな被害を受けたこともあり、現在石垣の修理を行っています。(観光はできます。)

工期について、放水の再会やライブカメラについて調べてみました。

Contents

通潤橋(つうじゅんきょう)

通潤橋の現在

橋長78メートル

幅員6.3メートル

高さ20メートル余

アーチ支間は28メートル

そして、橋の上部には3本の石管が通っています。

通潤橋が作られたたのは、1854年江戸時代のこと。

手作業でしか作り得ない時代に、このような石造単アーチ橋が完成したのですから、熊本(肥後)の石工技術がどれほどのレベルであったか想像できるでしょう。

通潤橋が国の重要文化財に指定されるとともに、通潤用水は日本を代表する用水のひとつとして農林水産省の疏水百選に選定され、橋と白糸台地一帯の棚田景観は「通潤用水と白糸台地の棚田景観」という名称で国の重要文化的景観としても選定されています。

白糸台地は水源の乏しい土地で、地元の人々の生活を救うために布田保之助が通潤橋を建設しました。

肥後の石工職人を技術、技が結集された石橋です。

道具が発達していない当時ですから、命がけの作業だったと言えます。

布田保之助(ふたやすのすけ)

通潤橋の現在

布田保之助は江戸時代後期(1833~1861)、約30年という長い間、矢部地域76ケ村の尊重で、行政の責任者でもありました。

布田家は代々矢部地域の町を務めた家系です。

当然、保之助の父も矢部のために尽力されていましたが、36歳という若さでこの世を去りました。(保之助8歳のとき。)

そんな父の意志を受け継ぐべく、保之助は新田開発のための用水路、ため池などの整備を行ったほか、道路や橋を整備したり、地域のために多くの開発事業を手がけました。

保之助の実績

用水、ため池:22箇所

石磧:12箇所

道路:162箇所

眼鏡橋:13箇所

こんなに多くの事業を手がげていたのですね。

当時、矢部地域で保之助の恩恵を受けない村はなかったと言われています。

たくさんの開発事業のなか、一番有名なものが通潤橋、通潤用水なのです。

しかし、時代の流れとともに技術は進歩していきます。

重要文化財に指定されてからは、保護目的と観光放水による漏水が発生することから現役を引退しました。

現在は放水のために通水されています。

放水

通潤橋には、この放水を一目見たいという多くの観光客が訪れます。

豪快に吹き出す水は、橋の上から見ても、橋の下から見ても圧巻です。

放水の瞬間、うおーーっと歓声が湧き上がります。

10分ほどの放水。

橋の上に駆け上がる人

橋から駆け下りる人

構えていたシャッターを切る人

それぞれの放水見学が見られるのも楽しいです。

しかし、一つ注意しなくてはいけないこと。

通潤橋とは通行のための橋ではなく、水路のために作られた橋ですので、手摺りなど落下防止の設備がありません。

橋の上部は3本の通水管が埋められているだけなのです。

放水を観る際、特に子供さん連れの方は十分ご注意下さい。

ちなみに、これまで転落した人はいらっしゃらないそうです。

放水の再開は?

通常は、4月~5月初旬、8月~11月に放水が見学できるのですが、先述しましたように2016年、熊本地震において山都町は甚大な被害を受けました。

その復旧の最中に、2018年の豪雨に見舞われ、壁石垣の一部崩落が発生したため、現在は保存周囲工事中です。

通潤橋の現在

工事が完了するまでは残念ながら放水が休止されてお理、橋周辺への立ち入りも規制されいます。

工期は20203月に完了予定ですので、放水見学は今しばらくお待ちください。

再び放水が見られるのは、20204月以降となります。

放水再開については、山都町ホームページをご確認下さい。

ライブカメラは?

「通潤橋の今」を知るにはライブカメラという存在がとても役に立ちますね。

通常、通潤橋にはライブカメラが設置されていますが、現在、機器の入れ替え及びシステムメンテナンスのため、公開を停止されています。

公開再開予定時期は12月上旬の予定とのこと。

再開しています!!

→ライブカメラはこちら

道の駅 通潤橋

営業時間

9:0017:30123月、6月)

8:3018:0045月、711月)

問い合わせ:0967-72-4844(道の駅通潤橋物産館)

通潤橋に行くための駐車場がある場所なので、ぜひ立ち寄られると良いですね。

山都町の特産品(矢部茶・ゆず・酒)が販売されていたり、食事をすることも可能です。

山菜中心の味彩定食、合鴨山菜うどん、洋食メニューなどかあり、昼食には十分いけますよ。

通潤橋カレーが人気です!!

また、資料館もあり、観光情報も揃っているので、ぜひお立ち寄りください。

資料館について

資料館は無料で入館できますが、通潤橋の歴史や仕組みを知りたい!!という場合は有料になりますのでご了承ください。

実物の石管、木管や、可動模型を観ることができます。

時間:10:0016:00

料金:大人300円 小人150

(有料ゾーンは予約が必要です:0967-72-3360

駐車場

大型:18

普通車:136台(身障者用4

駐車場は、道の駅、通潤橋、どちらでも利用することができますよ。

通潤橋へのアクセス

所在地:〒861-3514  熊本県上益城郡山都町城原

熊本ICから

熊本ICから山都中島西ICまで~約18分(22km

山都中島ICから山都町役場(本庁)まで~約17分(13km

交通センターから
A-4」のりば(熊本バス路線14)にて、「通潤山荘・馬見原」行きに乗車し、約1時間25

馬見原行きの場合、バス停「水道町」にて下車、山都町役場(本庁)まで~徒歩約2

浜町止めの場合、バス停「浜町(矢部)」にて下車、山都町役場(本庁)まで~徒歩約10

山荘行きの場合、バス停「中央公民館前」にて下車、山都町役場(本庁)まで~徒歩約5

駐車場
先述したように、道の駅駐車場が通潤橋の駐車場となります。

駐車場入口

熊本が誇る石造単アーチ橋「通潤橋(つうじゅんきょう)」ほ放水は、工事が順調に進めば来春には見学できそうです。

また、ライブカメラはそれよりも早く2019年末には再開するのではないでしょうか?

ライブカメラが再開すれば、通潤橋の現在の様子がよりわかりやすくなりますね。

情報が入り次第、またお伝えさせていただきたいと思います。

通潤橋の現在~放水やライブカメラの再開はいつ?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。