八幡さまの総本宮として知られる大分県宇佐市に所在する宇佐(うさ)神宮。
広大な境内にはいくつかのパワースポットが存在します。
その場所やご利益、参拝方法についてお伝えさせていただきます。
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宇佐神宮のパワースポットやご利益
宇佐神宮の御祭神は、
一之御殿:八幡大神(はちまんおおかみ)
二之御殿:比売大神(ひめおおかみ)
三之御殿:神功皇后(じんぐうこうごう)
八幡大神のご神徳は、強く顕現されたことで知られています。
顕現(けんげん)とは、姿がはっきりすること。
また、物事をはっきりとあらわすこと。
三殿一徳のご神威は、
・奈良東大寺大仏建立の協力
・勅使・和気清麻呂(わけのきよまろ)公に国のあり方を正してゆく神教を賜ったこと
ご皇室の方々も伊勢の神宮につぐ第二の宗廟としてご崇敬になり、勅祭社16社に列されています。
また、何よりも一般の人々から鎮守の神として広く親しまれていますね。
本殿
いうまでもなく、国宝に指定されている上宮の本殿は最大のパワースポットとなります。
一之御殿〜三之御殿を参拝することで多くのご利益が期待できますね。
総本宮の威容(いよう)を誇る美しい本殿です。
御神木
上宮、本殿の横に立つ樹齢800年以上の大楠。
この御神木を手で触れながら、一周歩くと願いが叶う、御神徳がいただけるとされています。
ぜひ、ご自分の手で触れ願ってみてください。
夫婦石
上宮につながる石段の中に、シンメトリーに配置された三角形の石があります。
(二つ合わせると富士山のようにも見え、とても縁起の良い夫婦石)
この石を踏むことで縁結び・夫婦円満のご利益があるとされています。
お一人の方やお一人でいらっしゃる場合は、両足で2つの石を同時に踏んでください。
ご夫婦やカップルでいらっしゃる場合は、手をつないで同時に左右の石を踏んでください。
お二人に縁結びのご利益を!
上宮への参道
御霊水
上宮から右手に降りていくと、菱形池に隣接している「御霊水」があります。
ここには3つの井戸があり、池と同じように八幡さまがご顕現(けんげん)されたとされています。
柄杓も置かれていますので、御霊水からご利益をいただくことをお勧め致します。
持ち帰ってお供えするのも良いですよね。
しかし「飲用水の基準を満たしていないため飲まないように」という注意がありました。(飲用は控えてくださいね。)
願掛け地蔵
呉橋を前にして、左川小高い場所へ上がったところに大小二体のお地蔵さまが並び佇んでいます。
↓こちらを目の前にして、坂を登ってください。
お地蔵さまの前にいくと「一生一度」と書かれた札が立っています。
画像で見えるでしょうか?
一生にたった一度だけ願いを叶えてくれるといわれるお地蔵さま。
ただし、願いを叶えていただくためには人に見られてはいけません。
誰にも見られずに参拝できたら願いが叶うといわれています。
ぜひ、人の少ない時間を選んで参拝してくださいね。
自分は、8:00過ぎ頃いきましたが、誰もいませんでした。
誰にも見られずお願いをするのであれば、早朝がお勧めです!
参拝コース参考例
宇佐神宮境内はとても広いので散策するにも迷ってしまいます。
特にご年配の方は、パワースポットを逃さず散策コースを計画されておかれることをお勧めします。
参考までに、自分が参拝したコースをご紹介させていただきますね。
- 黒髭神社
- 大鳥居をくぐる
- 手水舎
- ご朱印所
- 神宮寺・弥鞍寺跡(願掛け地蔵)
- 春宮神社・八坂神社
- 若宮神社
- 上宮(途中、夫婦石/本殿/御神木)
- 下宮
- 亀山神社
- ご霊水
- 水分神社
- 菱形池
- 大尾神社
- 宝物館
大尾神社は、とても急な石段を上がる必要があります。
ご年配の方、体力に自信のない方は車で参拝されることをオススメいたします。
足腰にきました・・・・(汗)
宇佐神宮 参拝方法
宇佐神宮での参拝方法は「二拝四拍手一拝」となります。参拝をされる前にしっかりと確認しておきましょう。
・ご神前に向かい、姿勢を正して2度頭を下げ礼をします。(二拝)
・両手を合わせ、4回手を打つ四拍手が古儀となっております。(四拍手)
・最後にもう一度深く頭を下げます。(一拝)
宇佐神宮での参拝は「四拍手」となること、再度ご確認くださいませ。
こちらも合わせてお読みください。
宇佐神宮のパワースポットとご利益、参拝方法まとめ
宇佐神宮のパワースポットはお分かり頂けましたか?
パワースポットを知って参拝することで、より多きご利益が期待できそうですね。
自分自身も、今後、八幡さまのように強い姿勢(気持ち)で暮らしていけることを願っています。
参拝方法をご確認の上、より多きご利益を得られるよう宇佐神宮へお出かけください。