【日田天領まつり2020】スケジュールや見どころ、行列コースは？

江戸時代にタイムスリップ？

そんな気にさせてくれるのが日田市豆田町で開催される「日田天領まつり」です。

では、日田天領まつりとはどのようなお祭りなのでしょうか？

見どころやイベント、屋台についてなど調べてみました。

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豆田町（まめだまち）

大分県日田市豆田町は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されたされています。

なぜなら、江戸時代初期に開かれた御幸通り、上町通りの南北2筋の通り、東西5筋の通りで構成されている城下町で、商家や土蔵が多く残り、古い町並みが保存されているからです。

この古く伝統的な町並みを再現するために、御幸通りでは、電柱を撤去し地下に埋める工事が行われました。

2001年には、国土交通省より「美しいまちなみ大賞」を受賞されております。

また、草野家住宅（主屋、座敷蔵、隠宅蔵、北蔵）・長福寺（本堂）は指定国重要文化財に、岩尾家住宅（土蔵、離れ、主屋）は登録有形文化財に選定されています。

1594年、日田市は豊臣秀吉の蔵入地（直轄地）として代官所が置かれ、二度ほど大名支配も行われた地です。

その後、江戸幕府の天領（直轄地）にもなっ歴史を持つところなのです。

1686年以降は、日田の陣屋（御役所）にて、郡代の天領支配が行われました。

日田は、九州の政治、経済の中心地として栄え、富裕な商人が、掛屋や大名の御用達として活躍したばかりではなく、文人墨客が訪れ、俳諧、文人画、茶道等の町人文化も栄えたということです。

日田天領まつり2020

すでにお気づきでしょうが、天領まつりとは江戸時代、幕府の直轄地「天領」であった日田の栄華を再現するお祭りなのです。

だから、江戸時代にタイムスリップしたような気持ちになれるんですね。

日田天領まつりのメインは、江戸時代の装束に身を包んだ総勢100名超による「西国筋郡代着任行列(さいごくすじぐんだいちゃくにんぎょうれつ)」

名称はちょっと難しいのですが、一瞬まわりが江戸の人々でいっぱいになる不思議なパレードです。

豆田町は、古き良き日本を伝える大切な町だと言えますね。

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、集団感染リスクの高まりが想定されることから、「第41回日田天領まつり」を中止されることになりました。

以下、2019年度の情報となっています。

2019年「日田天領まつり」開催概要
開催日	2019年11月9日（土）・10日(日)
開催時間	10:00~17:00(予定)
場所（会場）	大分県日田市豆田地区・丸山地区
問い合わせ先	0973-22-8210（日田市観光課）

見どころ

＊西国筋郡代着任行列

繰り返しますが、江戸時代に九州の天領を統括した「西国筋郡代」の日田入りの様子を再現します。

主役である郡代、その奥方に扮するのは、なんと一般の方から選ばれた新婚さんなんですよ。

2019年のお姫様はどなたが扮するのでしょうか？

公式発表までのお楽しみというところですね。

総勢100名以上による郡代行列は必見です。

＊江戸時代の衣装が着れる

特に女性の皆さんが喜ばれています。

町人、町娘、武士などの衣装を身にまとい、まつり会場を楽しむことができます。

無料で貸し出し、着付けまでしていただけるのが人気の秘密（制限時間60分）

＊様々なイベント（催し）

祭りにつきもの屋台や商店街での催し、自治会催したミニコンサートなど、退屈しないイベントがたくさん。

夜に開催される「千年あかり」までたっぷりと堪能することができます。

西国筋郡代着任行列コース

11月9日（土）

往路(赤ライン)
13:00～出発式（永山布政所跡小公園）～豆田辻公園～上町通り～長生園前～咸宜園

復路(青ライン)
15:00～咸宜園～御幸通り～16:00頃永山布政所跡小公園

【たくさんのご来場ありがとうございます】
本日開催されました「第39回日田天領まつり」、「第14回千年あかり」、「日田まるごと市場」、「JAJAフェスタ」にはたくさんのご来場いただきありがとうございました。#日田市 #大分県 #おんせん県おおいた #まつり #天領まつり #千年あかり pic.twitter.com/RgzTreoNAD

— 【公式】日田市 (@Hitacity_pr) November 10, 2018