540年もの歴史を持つ鹿児島県霧島市にある霧島神宮(きりしまじんぐう)は、鹿児島藩主でもあった歴代島津家からの尊崇篤い神宮でした。
とても立派な社殿には深いため息がこぼれてしまいます。
平成元年に、国の重要文化財の指定を受けた霧島神宮の御朱印(ごしゅいん)は、実に尊くありがたいもの。
御朱印をいただく時間や場所、御朱印帳などについてご紹介させていただきたいと思います。
Contents
霧島神宮の御朱印(ごしゅいん)
かつては、霧島山一帯が霧島神宮境内でした。
しかし、明治4年の廃藩置県、また明治15年の敷地削除、昭和21年には日本国憲法制定による宗教法人化で山林の大部分は日本国に譲渡されたのです。
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とはいえ、それでも現在の境内は789ヘクタールの広さを有します。
とにかく、広いのです。
(ちなみに、東京ドームが約4.67haです。)
ですから、霧島神宮では御朱印をいただく場所も迷いがちなのです。
入り口も一つではないため、まずは拝殿を目指してください。
「勅使殿・幣殿・拝殿」に向かって右手に「手水舎」があります。
神前に参る前には、手を洗い、口をすすいで、必ず身を清めてくださいね。
身を清めたら、拝殿に向かってまっすぐ進み、参拝(さんぱい)をしましょう。
御朱印 受付場所
参拝を済ませたら、向かって左手に進みます。
「お守り」などがたくさん並ぶ授与所がありますが、そこ(お守り側)は御朱印の受付場所ではありません。
御朱印受付は、この細い通路の前なんです。
近づくと、御朱印帳が並んでいるのですぐにわかりますよ。
こちらの受付に御朱印帳を開いてお渡しください。
料金
御朱印帳や御朱印袋は画像の通りです。
御朱印料(初穂料):300円
御朱印帳:1.000円
御朱印袋:1.000円
受付時間
御朱印受付時間は、午前8時頃~午後5時半頃までとなっていますのでご確認ください。
霧島神宮 祭神
主祭神:天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
相殿神
木花開姫尊
彦火火出見尊
豊玉姫尊
鵜鷀草葺不合尊
玉依姫尊
神倭磐余彦尊
ニニギノミコトは「この国を治めよ」と祖母にあたる天照大神より命令されました。
「三種の神器」を譲り受け、7人のお供(神)と1人の道案内(神)と共に高千穂の峰に降りたという天孫君臨の日本神話に由来されています。
もともと、霧島神宮は高千穂峰と火常峰(御鉢)の間にある背門丘に建てられたそですが、霧島山噴火による消失、再建を繰り返し、今から500年以上前に現在の場所に移されました。
現在の社殿は、島津氏第21代当主「島津吉貴」が1715年に建立・寄進したものです。
その社殿は、朱塗りで実に美しい建物であり、社殿内部の「柱、梁、長押」などもすべて朱漆塗りとされています。
要所を彩色文様や鍍金の飾り金具で装飾し、壁には極彩色の浮き彫りを施した羽目板を配置しました。
外部だけではなく、内部まで細かい装飾が施されているんですね。
その珍しさと美しさから、国の重要文化財に指定されました。
重要文化財
- 本殿・幣殿・拝殿(合1棟)
- 登廊下
- 勅使殿
- 門守神社 2棟
- 神饌所 1棟
御神木
御神木の「杉」は樹齢約800年。
南九州の杉の祖先とも言われています。
霧島神宮のご利益
- 開運
- 起業
- 転職
- 子孫繁栄
- 家庭円満
ニニギノミコトを主祭神として、お后、御子孫も祀られているため、ご家族での参拝にご利益が期待されますね。
アクセス
住所:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
電話番号:0995-57-0001
公共交通機関の場合
JR日豊本線霧島「神宮駅」~バスで約10分
車の場合
九州自動車道溝辺鹿児島空港ICより40分
R504を隼人町方面へ南下 → 県道2経由で霧島市国分へ → 霧島市国分重久交差点を左折 → 県道60に入る。
駐車場
無料駐車場:普通車500台
バス:10台
霧島神宮の御朱印受付時間や場所、その他御朱印帳や御朱印袋についてお伝えさせていただきました。
御朱印の画像については、あえて掲載を控えさせていただきました。(お楽しみに!!)
ご利益ありますように。٩( ‘ω’ )و
平日の待ち時間は、5分ほどでしたが、土日祝日や観光シーズンでは、待ち時間が長くなることが考えられますので、混雑日に重なる場合は、時間に余裕を持ってお出かけください。
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